東京都港区 笄小学校でキャリア教育イベント 「未来が生まれる教室」知育菓子教室（R）、漢方教室を開催

より良い未来の暮らしと社会を創るための重点3領域知の共有と地域経済活性

東京都港区笄小学校でキャリア教育イベント「未来が生まれる教室」知育菓子教室（R）、漢方教室を開催

クラシエはコミュニティーとの連携を継続的に深化させ、操業地域の人と自然が調和する経済、社会、技術の進展を目指し、ともに発展していきます。

東京都港区笄小学校でキャリア教育イベント「未来が生まれる教室」知育菓子教室（R）、漢方教室を開催

2019年7月22日、23日に東京都港区立笄（こうがい）小学校で27の企業が出張授業をするキャリア教育イベントが開催されました。子どもたちの「出来る力」「極められる力」を伸ばすため、社会や職業に関わる様々な現場を体験してもらい、働くことや、夢を持つことの大切さを発見する場となるよう企画されたイベントです。

クラシエはかねてより本社のある港区で、フーズ事業の知育菓子教室^®や薬品事業の漢方教室を通じて、サステナビリティの重点領域として「心と身体・暮らしの安心の向上」と「知の共有と地域経済活性」に取り組みたいと考えていたこともあり、このイベントに参加する運びとなりました。

世の中にはどんなお仕事があるの

社会には様々な仕事があり、働く人たちはそれぞれの特性や得意なことなどを活かしながら世の中の色々なことに携わっていることを伝えるため、消費材メーカーであるクラシエは、バリューチェーンをもとに商品の「ねるねるねるね」や「葛根湯」に関わる仕事を説明しました。身の回りのモノやコトと仕事という観点を通じて多角的なものの見方に触れる時間をきっかけに、暮らしの中のどんなことに興味があるのか考えたり自身の好きなことや得意なことを意識したりする思考が増えるようにという想いをもって子どもたちの職業観を育てるお手伝いをしてまいりました。

漢方教室　－葛根湯をつくってみよう！－

漢方教室では、実際の生薬を使って一緒に漢方薬の葛根湯をつくる体験をしてもらいました。聞いたこともない漢方の原料の話しも、「八つ橋の匂いがする！」など生活の中にある身近なものと結び付け、五感を使って楽しみながら学んでくれました。学校の先生からも「子どもたちの目が生き生きしていました」とのお言葉をいただき、小学生に漢方薬の話はとっつきにくいのでは？と心配だったスタッフ陣も「逆に大人より子どもの方が、“薬”という先入観なく話を聞いてもらえたのかな」と話し、子どもたちの探求心や集中力に大人もワクワクした1日でした。

漢方教室　薬研（やげん）体験の様子：漢方薬の原料となる草や根などを細分する子どもたち。順番待ちができるほどの人気でした♪

学ぶ楽しさは世界共通

港区立笄小学校は、世界各国の大使館が多く集まる広尾駅から徒歩10分弱に位置するという場所柄、海外11カ国の子どもたちも通う国際色豊かな小学校です。

校内の様子：廊下には海外にまつわるレポートが掲示されています

知育菓子教室^®と漢方教室に参加してくれた子どもたちは、真剣な表情で授業に取り組み、「ねるねるねるね」や「葛根湯」をつくるシーンでは国籍に関わらず笑顔で楽しんでくれました。

知育菓子教室^®の様子：「ねるねるねるね」の楽しさは世界共通でした！

それぞれの教室に参加した子どもたちからは、「みんながおいしく食べられるように工夫をしているんだなと思った」「今日の勉強はほんとうに楽しかったです」といった感想の他に、「ねるねるねるねの仕事をしてみたいです」「作家になりたいのだけれど、この授業をして少し薬剤師にも興味をもちました」と知らなかった職業へ意識を広げてくれた感想ももらいました。

知育菓子教室^®と漢方教室に参加した子どもたちからの声

キャリア教育教材への参画

クラシエは、朝日新聞社発行のキャリア教育教材「おしごと年鑑2019」（朝日新聞社）に協力しています。書籍版「おしごと年鑑」は、企業や団体の仕事を分かりやすく解説し、授業で使えるように学習指導要領に対応しています。同書は、全国の小・中学校のほか、一部の私立高校・図書館・世界各地の日本人学校などに、1校に1冊ずつ無償で配布されています。キャリア教育は、大学を卒業した人の3人に1人が3年後に離職するというキャリアに関するミスマッチが起きている社会課題から、小学校からの必要性に着目されています。